エアバスA319【BMIブリティッシュミッドランド航空】製作記録 |
前回のBA/ジャーマンウイング同様、DACOデザインのすばらしいデカールはこれまた2種入り!私、大好きなBMIとコレまた大好きなオーストリア!
どっちで作るか迷うところだが、ここはやっぱり派手なBMIで!
まずはいつもどおり、裏側から窓をエポパテで埋める
表からみるとこんな感じ。にゅっと飛び出たエポパテを少し指で押し戻して、窓全面にエポパテが充填するようにする
コクピット窓は透明パーツを生かすので、コクピットあたりの裏側に黒を吹き、さらに鉛板から切り出した錘を両面テープで適宜取り付ける。
実は今回はA321との同時製作。同じシリーズ、長いのと短いの!
胴体左右接着後、軽く左右をすり合わせて、窓から出ているエポパテを削るなどの荒整形
サーフェーサーを吹くと、まだまだアラが目立つので、溶きパテで修正。
今度はその溶きパテをフラットに削る
このあたりでもう一度321とツーショート(´д`)
さらに2度目のサフを吹く。その後、ペーパーをあてて、顔のイメージアップと同時にコクピットウインドウを露出させた。
レベルのA320シリーズ、なんと319、320、321と全部モールドが違い、だから顔つきも全部違う。しかも、いまいち、ぴりっとした面構成が感じられない。なんとかペーパーによる削り出しで、両者の顔を似せるとともに、実機にも近づけたつもり。
何度も書きますが、319と321では主翼パーツもゼンゼン違う。上が321用、下が319用。
違うパーツなのにプロトタイプとしているのは319用のも321・・・
いったいどうなってるのか?
組み立てた主翼。上が321。319用は実機では321にしかない小さなフラップヒンジを削り取った。
エンジン、水平尾翼も組み立て→整形→サフを吹いておく。
いつもはグレー塗装のこうした部位はグレーサフだけだが、BMIは主翼含めて白仕上げなので、発色をよくするため胴体同様、ホワイトサフまで吹いておく。ホワイトサフを吹いたBMI319用とグレーサフのままの321用の翼、エンジン
胴体は2機ともホワイトサフを吹いた。乾燥後、1500番のペーパーとコンパウンドで研ぎだして、下地完了。コンパウンドで磨いた後は中性洗剤でよく洗っておこう。
下地が完了したら胴体下面のホワイト塗装。
ホワイトが乾燥したら、ブルーを塗るためのマスキング。曲線を描くマスキングは実機写真を確認しながらあらゆる角度から検討。まずは塗りわけラインをテーピング。
ホワイト部分をすべてマスク
ブルーを塗装。垂直尾翼はデカールで表現するため、デカールとの色あわせは慎重に。
Mr.カラーの「インディブルー」をベースに白と微量の黒を混ぜ、少々濁ったブルーを作った。
マスキングをはがした!
同時にマスキングをはがしたNHの321とツーショート
コクピットウインドウのマスキングも剥がし、コンパウンドで磨いた。
319と321の製品における差と320シリーズらしい顔が再現できたか?
主翼、エンジンもホワイト塗装完了。
NH321との2機分だとこうなります
エンジンの塗装も進める。全日空の321も同じV2500エンジンなので量産可能!
2機分4基のエンジンのマスキングを剥がしたら、これだけのマスキングテープのヌケガラが出る・・・。ああ、めんどうくさいことを・・・
フラップヒンジの後端には赤い警戒色が塗られる。主翼と一体成型されているので、ちょっとだけなのにこれだけマスキングしないとならない。
ああ、めんどうくさい・・・
水平尾翼は一度白塗装をしてしまったが、コレは間違いで、赤。
いつもはプラッツのエッチングパーツを使うエンジンにとりつくボーテックスジェネレーターは在庫切れだし、新しく買うのも高いのでプラ板から切り出し。
ウイングチップフェンスはキット付属のパーツもプラッツのエッチングも小さくて使い物にならないので、コレもプラ板から切り出し。
それにマスキングの終わった主翼のフラップヒンジ後端。
一気にシャイン・レッドを吹き付けた。
デカール貼り付け中!
すべてのパーツが揃ったA319
全日空のA321と2機分だとこうなります
2機分のデカールの使用済み台紙
いったい何枚貼ったことになるのか・・・・
完成!
同時に完成した全日空A321と記念撮影